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1/19 狐の嫁入りの話、ゆうくん25thの話、その他

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先日、 「新たなる解」レコードの再発に先行して「狐の嫁入り」の音源を公開しました。 ぜひ聞いてみてください。 新たなる解に音と制作の気分を寄せることを意識した2020年製。ミックスは森達彦さんです。 この曲はMAHOΩでやってた曲。 自分のこれまでの活動を通しても特に思い入れのある曲。 これ作った時にゆうくんが褒めてくれたのは一生の宝ですな。(他のメンバーも喜んでくれて嬉しかった。) 自分にとっての大事ものを、いつだってそのとき側にいる人に自分と似た理解の仕方で受け入れてもらえるわけじゃない。 自分の大事なものが尊重されて共有されるのは稀なこと。 そんな現象のそばには成功に似た形の何かがある気がする。 シンプルに今思うのは、 自分の歌う歌を聴いて、歌詞を想って しゅんとしてしまう様な(だいたいしゅんとしてるから) そういう人といると僕はだいたい幸せ。 単純なこと。シンプルなことが一番の幸せ。しゅんとしてるのが幸せ。ということか。 良い言葉や、知恵や、技術でなく、 期待もなく、羨望や嫉妬のない、 「共感」は奇跡。 それはきっとこの世の宝。 最近ビートルズのゲットバックを見て、誰もが知る名曲をポールが歌っていた(録音?)そばで、 寝っ転がって替え歌を歌うメンバー・その恋人・たくさんのおじさん・子供・うたた寝するメンバー・やばめのブーツを履いているメンバー、がいたことを知り「嘘だろ、、」と思いました。タフ。 あれを観た、バンド活動を経験した多くの人と語りたいものですね。 ゆうらん船の本村くんと話したら、彼の見たジョンレノンと僕の見たジョンレノンだと、これまた表現する言葉が違っていてなかなか面白かった。 ----- 先日、 ゆうくんの誕生日に「音楽始めて25周年」のイベントをやるということで、僕は「スガナミユウとうたの世界」というバンドにギターで参加。 短い時間だったけど楽しかった。良い曲ばっかでギターが楽しい。最高。 音楽友達がだんだんと普通の友達の付き合いになっていくのも悪くはないけど、寂しい。 ずっと続ける誰かのこと笑わないであげて欲しい。きっとその「いじり」と釣り合わない大変さだからさ。 って、これは別にゆうくんの話じゃない。俺の話でもない。 なんにしても、ゆうくんの周りの人たちは気さくで、それぞれにヒリヒリしたところもあって良いな と会場を眺めて思いました。 --

#15 須藤朋寿 (NEW FOLK)

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01. 「恋する団地」 (EP 『恋する団地』 ) - 自分にとって最も大切な曲の一つ。かつて確かにあった気持ちや関係、過ぎ去った美しい瞬間やほろ苦い記憶に囚われたり、懐かしんだり、忘れたりしながら、何よりも今日を ( 希望を込めて ) 信じていたいなと思い過ごしている只中で、変わったものも変わらないものもあるけど、この曲の弦とフルートが鳴った瞬間、その全てに光が射し込む感覚があります。 <21 世紀の世界はこんなに素敵さ > の一節は、 2014 年を生きた僕にとっての啓示でした。 02. 「犬にしても」 ( シングル『犬にしても』 ) - コンポーザー / プロデューサーとしてのアユ君に深く感動した曲。たっぷりとしたリズムに、厚みのある弦をメインにしたドラマティックなアレンジが、まちこさんの優しい歌を最高に引き立てていて何度聴いても込み上げてくるものがあります。朗々としていて落ち着きもある歌には " 犬 " の視点でも " 人 " の視点でもない、もっと大きくて包み込むような慈愛に満ちた眼差しが宿っているような気がしてなりません。 03. 「狐の嫁入り」 ( アルバム『新たなる解』 ) - 歌とコーラスとギターだけ、最低限の音数だからこそ際立つ曲の良さと、歌の情感がじんわりと染み入る一曲。アユ君の曲が纏っているトキメキやドキドキの核には、ロマンティシズムと共にナイーブな感傷が横たわっているような気がしていて、それに触れるたび胸がギュッと締め付けられます。 04. 「大ばか」 ( アルバム『遊撃手』 ) - 漠然とした絶望感や哀しさに少しずつ侵されていく感覚がある毎日で、重ねてきた年齢の分だけそんな気持ちとも折り合いをつけながら、たまに独りでキツくなることもあったり。そんな時、この曲と自分との距離感に沢山救われました。心根に触れてくるような名演です。 05. 「 COMMITMENTS 」 (EP 『 NEW TELEPORTATION 』 ) -ayU tokiO との出逢いの曲。シンプルなバッキングとその上を駆け巡るコーラスの波の後、訪れるサビに僕は完全に心を撃ち抜かれて今に至ります。 <There are various people I am afraid of it ~ > という歌が向き

#14 橋本竜樹

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・米農家の娘だから ・やどなし ・大ばか ・鯨の海 ・恋する団地 僕の一番好きな ayU tokiO の曲は「米農家の娘だから」です。アナログレコードを一緒に作ったからとかではなく、聴くたびに感動させられる、本当に大好きな曲です。「米農家の娘だから」は僕たちみんなが共有しているポップミュージックの型に頼りすぎることなく、言葉とメロディー、そしてアレンジに宿る意味を取りこぼさないように、おざなりにならないように、すごく丁寧に作られた曲だと思います。他の曲も同様に大切に作られているはずですが、この曲には特にそう感じさせられるのです。 -----

#13 須田洋次郎 (ミツメ)

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・ air check (恋する団地) 2015 年 1 月に、橋本竜樹さんが主催するレーベル de.te.ri.o.ra.tion から、 ayU tokiO の 2 作品がレコード化されました。この曲が収録されている『恋する団地』がそのうちの 1 枚。僕はレーベルの入稿作業をお手伝いしており、その延長としてリリースイベントをアユ君と一緒に企画して、会場へ打ち合わせに行ったりしたのを覚えています。 この EP は全体への思い入れが強いのですが、 1 曲選ぶとしたらこの曲。歌詞とアレンジの絡みが秀逸だと思います。 ・ Commitments ( NEW TELEPORTATION ) 上にあるレコード化された作品のうち、もう 1 枚が『 NEW TELEPORTATION1,2 』。 Commitments は EP の一曲目ということもあり、アユ君のソロの音楽の第一印象という感覚が今もあります。 破壊的なギターサウンドと儚いファルセットボイスの対比の美しさに涙が出ます。色褪せない至高の宅録音楽。 ・プロムナード 4D (新たなる解) アルバム曲らしい、混沌とした難しい感じが好きです。このちょっと狂った感じの雰囲気が、 2nd アルバムの遊撃手に繋がってるような気もして、そういう流れのようなものも聴いていて楽しいです。 ・大ばか(遊撃手) シンプルなアレンジが単調に聞こえないのは、 1 つはこのギリギリなドラムが影響しているように思います。体全体を使って 8 ビートに魂を込めているようなグルーヴ。そしてそれを生かした音数の少ないアレンジ。痺れます。 ・怪人( REV.01 ) 珍曲な要素がありつつ、解放されて気持ち良くなる箇所も同じ曲に同居しているというのは凄いバランスだと思います。 派手な展開をしながら、リズム隊やバッキングギターがミニマルに支えているのもかっこいいです。 次作はこのムードでいくのならとても待ち遠しいですし、もしくは全然予想が裏切られる可能性も含めて、楽しみです。 活動 10 周年、おめでとうございます! -----

#12 MATERIAL (MGMD A ORG. _ QUEER NATIONS)

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わたしの ayU tokiO 5 選 by MATERIAL (MGMD A ORG. / QUEER NATIONS) 「 NEW TELEPORTATION 2 」から「 Metastasis Device 」 東風くんのファンになった曲かも。 「恋する団地」から「 air check 」 友達の曲で涙腺が緩む曲ってそうそうない。 ” もっ ”( リヴァーブ ) 「遊撃手」から「 in 」 この名盤からは全曲で!と言いたいんだけど、この短い曲があちらの世界への入り口。 「 Rev.01 」から「迷いでんでん」 面白い音しか入っていない不思議な曲。めっちゃ好み。 「新たなる解」から「米農家の娘だから 'Album Version’ 」 自分にとっても宝物の曲。演奏に誘ってくれてありがとう。 -----

#11 タムラケンジ (hamonstudio, Qmonos)

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My Room 恋する団地 犬にしても 狐の嫁入り はじまりは今 犬が寝ているときも 君が塞いでいるときも ayU tokiO 楽団はテレポーテーションを繰り返し 21 世紀の音を奏でつづける Tokyo の北・南・そして西 深さを変えながら 響きを変えながら 旅はまだ途中 はじまりは今 次に見せてくれる景色を楽しみにしながら 透明なハーモニーの向こうに揺れてひろがる波紋をただ見る瞬間を ありがとう タムラケンジ ----- ケンジさんはハモンスタジオをやっていた人でayU tokiOとしての超絶恩人の一人。 そもそもは至高の国産インディギターポップバンド「totos」のメンバー。 自分が一番好きなバンドです。 ayU tokiOでもカバーしたり(new solution 4のソノシートチケットに収録「pink sunday」)してます。この曲も宇宙一好きな曲の一つ。チープなシンセ音でのリフメロはケンジさんによるもの。rolandのrs70くらいのシンセの音と思われます。 史上最多再生回数は自分だと思うくらいのtotosの超絶コアファンであった自分がケンジさんのもとで世話になることになり、ハモンスタジオでの話は数え切れないほどある。なんせ毎日いたから。 2010年の年末、実家から出て吉祥寺で暮らし始める頃、お世話になっていた楽器修理の工房も出ました。 ここでは楽器のリペアの技術を教わったわけではなく(リペア技術的なものは別に師匠がいます。)、仕事の仕方というか姿勢というか、そんなものをたくさん学びました。本当にお世話になった。 雇われてたわけでなく、常駐してるわけでもなく、お店の仕事を受けるわけでもなく、 部屋に自分の机を置かせてもらってショップを間借りしている様な形でした。 ちなみにこの時からの僕の楽器修理の屋号は「ayu tone」と言います。 guya toneが好きだったから、グヤさんの名前を変えて、「ayu tone」です。シンプル。 この時期の僕のお客さんには銀杏BOYZの中村さん(チン中村)、riddim saunter(現KONCOS)のヒロシさん、twee girls clubのスミレちゃんなど、その後の自分の音楽活動の基礎になった様な人たちも大勢いて、先日話したようにchefのシモリョーさんがケーキを持って会いに来てくれたのもこの場所。 僕

1/12 TOURSインタビューの話、その他

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TOURSのインタビューが公開されました◎ http://turntokyo.com/features/interview-tours/ 山本くんとは「Legacy」リリース後もちょこちょこやりとりをしていて、今やメル友です。 藤村くんはバンドを抜けてしまったけど先日ポニーくんのレコ発でも会ったし昨日もココナッツ吉祥寺で遭遇しました。 溝渕さんお元気でしょうか。ラジカセの調子はその後いかがでしょうか?お会いしたいです! という、TOURSのインタビューです◎ カセットテープはCOMPLEXからのリリースということで、自分も取材に参加してあれこれ話をさせてもらってます!よろしくどうぞ。 今回は天野龍太郎くんと岡村詩野さんによる取材ということで僕たち嬉しかった〜。 そして、彼らの2021/4/15に行われたリリースライブ時の映像が公開されました! 三曲分あります!全部いいです! このバンドやっぱりめっちゃかっこいいよね。 サポートメンバーのキーボード谷口くんとギター浜本さんも最高です◎ カセットテープは通販でまだ買えます!↓ https://complex-revision.stores.jp/items/615c3e268c1a5b1437c28cc0 TOURSはゆっくりペースでいいからとにかくずっとやって欲しい。 新曲楽しみにしてます!! YouTubeチャンネル登録お願いしやす。 ----- Perfect Young Ladyのカセットテープが残り少なくなってきました!(通販分は完売) 買ってくれたみなさん本当にありがとうございました! 曲順間違いの不備などあるメモリアル版となっていますが(全方位に陳謝いたします)、手に取ってくださった方にはいつまでも愛して欲しいと願っております、、!!🙇‍♂️ というわけで最後の店舗納品をしてきました。 ココナッツディスク吉祥寺店です。 先日PYLの音源をラジオでかけてくれたりと矢島さんには新年からすでにお世話になってます。 今年もよろしくお願いします! ----- ここ最近は年明けてからすでに二つayUでライブをしてきました。 試聴室でのゆうれいとのツーマンとポニーくんのレコ発。 どっちも楽しかった。 少人数も大人数も違った良さがあります。 ライブ前後の時間にも違いがあり、俺はどっちも好き。 そして神保町試聴室も青山の