8/15 関西ツアーの話

ツアーの前に[new solution6]フライヤーができました。
表・裏のいつものやつ+岡村詩野さんと北沢夏音さんにそれぞれインタビューをしてもらったものが載っています。


インタビューの内容は他で話す機会があった時も話していない内容です。
せっかくなので、話をする相手によって変化する「会話」のようなものを文章として読んでもらう楽しみをとるほうが良いと判断しました。
コンプリートしてもらえたら自分の持つ「距離感」なども少し知ってもらえるのではないかと思います。それは音楽性とものすごく近い価値観なのです。
本音を言うと、そのあたりは誰とでも共有したい感覚でもあります。

以下、今回のリリースに関する記事です。合わせてお願いします。

東洋化成HPの記事

21世紀にLP、CD、カセットを同時リリースしたayU tokiO=猪爪東風(いのつめ・あゆ)、32才の秘かな欲望
https://r-p-m.jp/interview/ayutokio

Mikikiの記事

ayU tokiO × やなぎさわまちこ × Ahh! Folly Jet 鼎談(前編)―天然の天才 VS 積み上げ型の音楽家?

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18767

ayU tokiO × やなぎさわまちこ × Ahh! Folly Jet 鼎談(後編)―COMPLEXレーベルの反逆
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18768



で、これを持って関西をツアーして来ました。
少しずつ触れたいと思います。

初日京都 サロンド毘沙門



ひょんなことから知り合った店主・目(さっか)さんのお店です。
よくわかんないお店だという認識はしていましたが、行ってみたらイケてる地域密着型ハイセンスなバーでした。

ライブには、純粋に僕らを見に来てくれた人とさっかさんが呼んでくれたお店の常連さんとがいて、都外でのライブらしい「お店のお客さん」もしくは、「イベンターのお客さん」の雰囲気がそこにあってそれがすごく良かった。というかすごく嬉しかったです。
後から思えば、、という感じなので、初日の緊張感ありまくりでライブしました。

ライブ後、京都の町のはずれのエリアにあるこの店の周りに住んでいるちょい変わった人たちがぽつりぽつりと飲みに集まってきて、どの人もさっかさんの仲間らしい(?)人達でめっちゃ最高。
特に、ライブ中も奥の方でずっと静かに見ている方がいたんですが、さっかさんに誘われて来たのだとして、もし楽しんでもらえていないのだとしたらすげー申し訳ないな。と思ったんだけど、その方がライブが終わって通常のバー営業になった店内にもやはりずっと静かにいたので、単純に物静かな人なんだなと思いました。
最終的にその方が帰るときにふいにMAHOΩの話をされて、なんというかオチをつけられた感じがしました。
また毘沙門にいきたいし、あの人にお会いしたい。

東京にも似た雰囲気の好きな人が何人かいます。どこにでも似た雰囲気の人が集まる場所っていうのがあるんだなと思ってひとりごちました。
あといわゆる「呑みの席」ってのと「酒場」ってのは酒のあり方がちょっと違うんだな、と初めて感じました。そしてこのお店は料理が美味しいです。機会があったら寄ってみてください。

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二日目大阪 HOPKEN



ゆうきと一緒の日。
リハの段階でもうゆうきは最高すぎて、「最高」と思いました。
HOPKENの杉本さんは最近の僕らのデザイン関係を全てやってくれている鈴木さんの友人だそうでちょうど鈴木さんデザインのECDのTシャツ着てました。
店内の雰囲気も最高で、レコードのあたりを覗いたらemの「かじゃでぃ風節」が残ってました。

大阪に来たのでFLAKEレコードに挨拶に行きました。
「専門店」という感じでちゃんとカラーというか良い感じの偏りがありつつオールジャンルというか、誰でも知っているような有名な作品も取り扱っているのが印象的でした。

どの作品にもコメントがあるのですが、それを頼りに全く知らない人(外国)のカセット作品を四つ買ってみました。

それにしても海外ではカセットの作品凄く沢山リリースされてるんですね。
その辺の事情もいろんなところで聞いたりしますけど、「若い人が中古車買うとカセットテープのデッキが乗ってるから若い人にカセットテープが売れる」って話。良いですよね。
個人的にカセットでアルバムをリリースするミュージシャンを応援しています。頑張ってください。

三角公園のあたり、6年ぶりくらいに行きましたがなんか大分雰囲気変わった気がしました。

ゆうきのライブ、
久しぶりに見た「楽園」の演奏がやはり凄く良かった。
良い曲と良い演奏と歌でした。

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BAIOMANさんに会えたのも良かった。
千沙子と純太の新作は今一番楽しみな作品の一つです。


大阪で泊まったホテルのロビーにファイナルファンタジーっぽい絵が飾ってあってなんか良かったです。


三日目名古屋 猫と窓ガラス


以前に一人で名古屋に行った時にお世話になった吉田さんにお手伝いしてもらってこちらのお店でライブさせてもらいました。
共演は児玉真吏奈さん。

名古屋の港に近いところで、駅に着いたら「ボーーー」という汽笛が聞こえました。
店主が凄く面白くて、あとバイトに来てた女の子も良い感じの人でした。

児玉さんはkorgのx50でいろいろとやっていて、面白かったです。凄く良い声の歌手です。
自分たちは大分感じもつかめて来て良い演奏ができた気がします。
途中雨降りまくりでしたが終わる頃には雨が上がっていました。
自分としてはやりやすい音の環境だったのでまた来たいなと思いました。


金山まで行くと吉田さんがお土産に饅頭をくれて嬉しかった。
饅頭好きなんです。吉田さんの話も沢山聞けて嬉しかったです。

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児玉さんと名古屋駅まで一緒に行きました。めずらしくまちこが初めて会う人とずっと話をしていたので写真を撮っておきました。やはりキーボード(シンセサイザー)を弾いて曲を作る女性同士何かあるのかな、と思いました。

家に帰ってから児玉さんの初めの音源を聞いたのですが、「ドラムをお母さんが叩いている」という話を聞いていたのでどんなかと思ったらかなりしっかりドラマーでお母さんすごいです。


持って行った物販もみなさん買ってってくれたおかげで行きよりは荷物減ってきてましたが、それでも電車の移動でこれを引きずって歩くのはなかなか大変でした。
ベビーカーを押したお母さんがいつもよりも目にとまりました。


とにかく無事に楽しくやってきました!
また行きます!

遊撃手のツアーは時間かけてきっちり「東西南北」やっていこうと思います。
次は北か南か。

宜しくお願いします。

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