4/2 北の遊撃手(山形)
忘れないうちに先日までのことを振り返ります。
うっかり同じことを二度も三度も書きそうになるので、前の記憶を掘り起こすことには慎重になりますね!
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先日東北に行きました。初めて行きました。
今回のツアーはやなぎさわまちこと回ってきました。
遊撃手のリリースツアー関西編『西の遊撃手』、九州編『南の遊撃手』に続く、
東北編である『北の遊撃手』です。
これによって残すは『東の遊撃手』のみとなりました。
1日目に訪れし山形の「なんだ屋」は楽器店でもあります。というか楽器店です。
となりにはなぜか岩盤浴?かなにかの施設があります。
リハを終えてこの日の主催者かつなんだ屋の店員かつ共演バンドであるbabelsの武田さんという女性といろいろ話をしました。彼女は僕と同い年だそうです。
僕らが会場に到着した時、ライブホールの方でミキサーの前にいたのでPAさんだと思っていましたが、店員かつ共演バンドであるbabelsの人でした。楽器のことにも詳しくて器用で熱心で面白い人だなと思いました。
個人的に、東京以外の各地方の楽器店は何かと興味深いものがあります。
店内の品揃えや価格、中古品の品物やコンディションなど、他にもあらゆることからやって来るお客さんやその土地の雰囲気がうかがい知ることが出来るような気がします。
自分はそういう雰囲気や背景を想像するのがとても好きです。
それはライブハウスにも同じことが言えるのですが、
今や物流地獄である日本ですから、人の流れや情報の流れに対する関心は特にその土地の「ショップ」に向きます。
クセを感じさせつつも周辺エリアのコンビニ感覚もフォローするというバランス。
なんだ屋はその辺りがたまンなかったです。
店主は大のムーンライダーズ好きということで、店内ではムーンライダーズがずっとかかってました。
ギブソンのB25という小ぶりなアコースティックギターが壁にひっかかっていて、自分は以前に知り合いからこのギターを一度預かって以来大好きなので、ちょっと興奮しました。
訊ねてみたら店主の私物でした。
あと、自分のギターの話をしたらFenderのエリートストラトキャスターという絶妙な機種を持ってきてくれて、なんかそういうコミュニケーションは良いなと思いました。
酒田hopeというライブハウスの代表で、FRIDAYZというパンクバンドをやってるケンタくんがカレーの出店をしていて、いろいろ話ができてそれも楽しかったです。
遥か昔に彼のバンドとは同じコンピレーションに参加させてもらっとことがあるようなないような。
スケボーの板でだるまなどを作るborzoiという職人さんも最高でした。
babelsは武田さんは生ギターと歌、他に女性のドラムと、男性のエレキギター(歌も歌う)という三人編成。
お二方とも声がとても素敵でした。
武田さんとは録音などの話もしました。
誰にも聞かず、誰にも影響されず、自分の場所で自分の音楽を作り上げて欲しいなと思いました。いわゆる「宅レコ」でなく、そういうものってかなり良いと思うんです。
さようなら山形の皆さん。あとんす。
この日印象的だったこと。
ライブ終わってひと段落して荷物を積んだ頃、外のタバコのスペースにいたお客さんの、ちょいやんちゃそうな青年に声をかけられました。
「月山行ってきたんですか?」
そう、月山に行きました。ライブ中に少し話しました。
この話は、また明日。
その青年は、「今日でライブハウスに来るのは人生で2回目」と照れ臭そうに話してくれました。
知り合いに誘われてやって来たという話でしたが、「あまり慣れない場所なので、どんな風にしていたら良いのかわからなくて戸惑った」とのこと。
友達は「こういうのは、考えないで感じるんだ」と言ったそうで、それ自体はまぁ寒いのですが、それを受けて素直に感じたまま楽しむ様心がけたらとても音楽が楽しかったとのこと。
普段は何しているのかと聞いたら、「事務の仕事をしている」とんこと。
普段はどんなことをして遊んでいるのかと聞いたら、「お酒を飲むのが好きだから、時間があったら飲みに行くのが楽しみ」とのこと。
「この間ゲーセンに行って『音楽ゲームなんて恥ずかしくてやんねー』と思っていたけどやってみたら楽しかった」とのこと。
たまンなかったですね。
うっかり同じことを二度も三度も書きそうになるので、前の記憶を掘り起こすことには慎重になりますね!
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先日東北に行きました。初めて行きました。
今回のツアーはやなぎさわまちこと回ってきました。
遊撃手のリリースツアー関西編『西の遊撃手』、九州編『南の遊撃手』に続く、
東北編である『北の遊撃手』です。
これによって残すは『東の遊撃手』のみとなりました。
1日目に訪れし山形の「なんだ屋」は楽器店でもあります。というか楽器店です。
となりにはなぜか岩盤浴?かなにかの施設があります。
リハを終えてこの日の主催者かつなんだ屋の店員かつ共演バンドであるbabelsの武田さんという女性といろいろ話をしました。彼女は僕と同い年だそうです。
僕らが会場に到着した時、ライブホールの方でミキサーの前にいたのでPAさんだと思っていましたが、店員かつ共演バンドであるbabelsの人でした。楽器のことにも詳しくて器用で熱心で面白い人だなと思いました。
個人的に、東京以外の各地方の楽器店は何かと興味深いものがあります。
店内の品揃えや価格、中古品の品物やコンディションなど、他にもあらゆることからやって来るお客さんやその土地の雰囲気がうかがい知ることが出来るような気がします。
自分はそういう雰囲気や背景を想像するのがとても好きです。
それはライブハウスにも同じことが言えるのですが、
今や物流地獄である日本ですから、人の流れや情報の流れに対する関心は特にその土地の「ショップ」に向きます。
クセを感じさせつつも周辺エリアのコンビニ感覚もフォローするというバランス。
なんだ屋はその辺りがたまンなかったです。
店主は大のムーンライダーズ好きということで、店内ではムーンライダーズがずっとかかってました。
ギブソンのB25という小ぶりなアコースティックギターが壁にひっかかっていて、自分は以前に知り合いからこのギターを一度預かって以来大好きなので、ちょっと興奮しました。
訊ねてみたら店主の私物でした。
あと、自分のギターの話をしたらFenderのエリートストラトキャスターという絶妙な機種を持ってきてくれて、なんかそういうコミュニケーションは良いなと思いました。
酒田hopeというライブハウスの代表で、FRIDAYZというパンクバンドをやってるケンタくんがカレーの出店をしていて、いろいろ話ができてそれも楽しかったです。
遥か昔に彼のバンドとは同じコンピレーションに参加させてもらっとことがあるようなないような。
スケボーの板でだるまなどを作るborzoiという職人さんも最高でした。
木工作品等
babelsは武田さんは生ギターと歌、他に女性のドラムと、男性のエレキギター(歌も歌う)という三人編成。
お二方とも声がとても素敵でした。
武田さんとは録音などの話もしました。
誰にも聞かず、誰にも影響されず、自分の場所で自分の音楽を作り上げて欲しいなと思いました。いわゆる「宅レコ」でなく、そういうものってかなり良いと思うんです。
さようなら山形の皆さん。あとんす。
この日印象的だったこと。
ライブ終わってひと段落して荷物を積んだ頃、外のタバコのスペースにいたお客さんの、ちょいやんちゃそうな青年に声をかけられました。
「月山行ってきたんですか?」
そう、月山に行きました。ライブ中に少し話しました。
この話は、また明日。
その青年は、「今日でライブハウスに来るのは人生で2回目」と照れ臭そうに話してくれました。
知り合いに誘われてやって来たという話でしたが、「あまり慣れない場所なので、どんな風にしていたら良いのかわからなくて戸惑った」とのこと。
友達は「こういうのは、考えないで感じるんだ」と言ったそうで、それ自体はまぁ寒いのですが、それを受けて素直に感じたまま楽しむ様心がけたらとても音楽が楽しかったとのこと。
普段は何しているのかと聞いたら、「事務の仕事をしている」とんこと。
普段はどんなことをして遊んでいるのかと聞いたら、「お酒を飲むのが好きだから、時間があったら飲みに行くのが楽しみ」とのこと。
「この間ゲーセンに行って『音楽ゲームなんて恥ずかしくてやんねー』と思っていたけどやってみたら楽しかった」とのこと。
たまンなかったですね。
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