2/20 REV.01 RELEASE CRAVAN TAKE.5「しゅくふくを」

REV.01 RELEASE CRAVAN TAKE.5「しゅくふくを」
が終わりました。

これによって全てのリリースイベントが終わりました。
ありがとうございました!


去年から続くコロナ禍、二度目の緊急事態宣下での開催ということでとても悩みましたが、開催することにしました。やれて良かった。

それぞれの会場で出演者が思いを持って参加してくれていることがよくわかり、主催する身としては毎回「とても、ありがたいです!」と思ってました。

どの日にもそれぞれ別の雰囲気がありました。
「これは出演者ごとの、お客さん達のムードなんだな」と、とても興味深く見ていました。
僕はどの会場にいた人達のこともとても好きだなと思いました。そりゃそうですね。好きな人しかコンピには誘ってないんですから。

お客さんからの予約のメールですが、どの方もとても丁寧に連絡をくれて助かりました。
個人情報は念のためにまだ保持しますが、一ヶ月たったらしっかりと抹消いたします。
感染対策に関してもマナーのしっかりしたお客さんと会場でとても助かりました。

関係してくれるいろんな人の気持ちに助けられて、イベントは成り立っているんだなということを改めてよく理解しました。最高の気持ちです。

ありがとうございました。


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take.5「しゅくふくを」
本当に良いイベントだったなと思います。
会場の7th FLOORのミヤジさんとはtake.1「きょうは、にちようび。おはようございます。」の回でも一緒に動いてもらいましたが、彼は本当に楽しい人でした。
ありがとうございました。

イベントについて考えることが多かった数カ月でした。
普段イベント事に多く関わっているミヤジさんと話をしている中で気づいたことも色々ありました。
主催の人によってイベントの質感って変わってくるんですね。
まず、主催と出演者(参加者)との関係性はもろにムードに反映されますよね。
そして、これはそんな演者を楽しみにきているお客さんのテンションにも間接的に影響があると思います。なるほど。
イベント主催やレーベル主宰における納得感。


今回RELEASE CRAVAN開催では音源制作を超えて、更にいろんな人とやり取りをすることになったのですが、これも人それぞれでしたね。
音源制作よりもイベントは具体的にお金に近いところでの出来事になるので、ホウレンソウの重要性が更に高いと感じます。

連絡といえば、山ほどある連絡手段の中でどれをチョイスするかっていうのも悩みますね。
「多様性」の悩みです。
各SNSにそれぞれムードがあるのと同じように、プライベートや仕事でのやり取りにもそれぞれのムードがあります。
これもなるほどですよね。

電話を嫌う人もいたり(時間とるからとか)、多人数で話すのが苦手だったり(多人数だと急に雰囲気が変わる人もいる)、人の価値観もいろいろですね。
価値観を見極めるのが大事です。多分そうです。
連絡ごとにおいてはそれぞれの常識を見極めなきゃですね。
でも常識って何ですかね。あまり深入りするとやばいので、いいところで切り上げる努力も必要ですね。


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コンピを作っているときからずっと考えていたことですが、この作品作り(イベントも含めて)2,3年やってきて、結局自分は1対1のめちゃ密なコミュニケーションが好きだし得意なんだと思いました。


ここで話を戻しますが、
先日のtake.5「しゅくふくを」に出演してたみなさんと僕とは、それぞれにかなり内容の密ないい感じの関係だったんじゃんか。とイベント中よくよく感じました。なんかジーンとしちゃいました。
何が良かったって、自分がきっちり楽しむとこで楽しめたことですよね。色々と本当にすごい大変でしたけど。
20代〜60代のいろんな人が集まった日でしたけど、みんな仲良くよろしくやっている姿を見てて、僕一瞬光に溶けてたみたいです。良かったですよね。



あ、オープニングアクトのMURAバんく。はまだ出会って半年も経ってないくらいの人たちですけど、この子達ライブ良かったですねー。名古屋出身24才くらいのインストバンドです。
この先COMPLEXでリリースが決まっています。少ししたら詳細情報お伝えしますのでしばしお待ちください。


クマに鈴ではギター弾きました。
レオくんのギターと自分のギターは同じものだったんですけど、地味すぎて誰にも言われませんでしたね。

ぴよぴよ言わせる方向でやってましたけど、ちょっと前のクマツイッター遡ってみたらコンピ収録曲の『太いパイプ』やってるの見つけました。これ、多分人前でのファーストテイクですね。


いいですね。
この時も僕ギター弾いてたけどとにかくファズでやりたくて、実際ブチブチいってますね。思い出しました。最高。
この後レオくんが後ろにひっくり返ってみんな戦慄するんですよね。


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たつきさんのバンドではベース弾きました。
ようじろうはドラム叩いてる時アイコンタクト的なものが少ないんですけど、曲の終わりに近づくと「(そろそろです)」みたいにちらっとこっちを見てくるのがいい感じです。
「(りょ☆)」って感じですね。
たつきさんの昔の曲、今回日本語詞になったのがすごく良いです。
この日のライブの音源がたつきさんのサウンドクラウドにアップされたので聞いてみてください。

https://soundcloud.com/deterioration/sets/rev01-release-caravan-take5-tatsuki-hashimoto?ref=twitter&p=i&c=1

これは僕がテレコで録音してたやつなんですが、思いっきり古いデッドストックのテープを使ってみたら先に開けたやつは再生しただけで根元からテープ切れちゃいました。
予備を用意していたので、今度のは少し手動で巻いて落ち着かせてから使ってみたんですけど、やっぱり音は猛烈にローファイになっちゃいました。

しかし、この音質を楽しんでくれるたつきさんはやっぱり最高です。ついていきます。
デッドストックのテープには今後気を付けてまいります。


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最後の博文さん。
大御所な方ですが「こういうアウェイな場所だと力が入る」と言って、力のこもった歌を聞かせてくれました。
やっぱりこういうところが本当好きですね。
自分がこれまでに見た中で一番挑戦的な演奏だった気がします。

最後にともこさんと二人でやった『隠れ画』がめちゃくちゃ良かったです。
最後の最後で謎にアコギにリバースのエフェクトがかかり始め、にわかにざわついた感じがありましたが、博文さんに聞いたところ「使うの忘れてたんだよ」と言ってました。最高です。

お体に気を付けて。絶対また一緒にやりましょうね。

あと、博文さんはやっぱり全然「アウェイ」じゃなかったんだろうなと思います。お客さんも出演者もみんなめちゃくちゃ楽しんでました。さすがです。


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というわけで、全部終わりました。

「多様な音楽制作をリポートする」をモットーにやってきましたが、これが連続するイベントにまで及ぶとは思ってませんでした。

今回REV.01のリポートはここまでです。

しつこいようですが制作記はこちらに記してます。

テープもぼちぼち少なくなってきました。購入者の皆さんありがとう!
まだの方こちらからどうぞ。


結果の示し方はよくわかりませんけど、おそらく音楽は続いていくものと思われます。僕たちはかなり生命感が、ある。

コロナのせいでこうなったし、コロナがあったからこうなれたとも思ってます。
ありがとうございました。


まだまだ厳しい世の中ですけど、
健康で、またお会いしましょう◎

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