6/15 最近の話、上半期振り返り

お久しぶりです。


最近の話。

まず、
MURAバんく。と、彼らの活動報告(色々やってるから)を兼ねてインスタライブでしばしば配信を行ったりしてます。アーカイブもあるので見てみて下さい。

各SNSごとのユーザー分布があるんだとかどうとか。
なんでもいいけど自分はとにかく全てのSNSを切り上げてYouTubeに移行させたいです。

ユーチューバーのように「広告」での収益を望んでいるわけでなしに、
YouTubeは音楽のサブスクサービスもショートムービーもロングムービーも配信もテキスト発信も全部やれるので楽と思います。あと、ユーザーの品位に雑味を感じるのが自分好みです。
なんというか、いろいろめんどっちくなくて良い気がします。


YouTubeといえば、
何かを見ていたら関連動画に出てきてなんとなく知ってなんか好きになっちゃった格闘家の朝倉未来くんも出場するRIZIN28が先日東京ドームにて開催。

結果的にクレベル・コイケ選手の一本勝ち。
絞め落とされる未来くんの姿なんて想像もしてなかったので。本当に悲しかったですね。上半期ナンバーワン衝撃映像でした。

これまでの人生で他人の勝敗でここまで自分の気持ちが揺れることも無かったので、自分がすっかり彼の「ファン」になってることに気づき、自分としてはその事に小さく感動してます。
こんなにも他人に感情が乗らない人間を巻き込むとは。
恐るべし路上の伝説。
今後もめっちゃ応援してます。

後日、
未来くんのYouTubeチャンネルで発表された動画の中で彼が試合後の心境など語ってました。
これ自体にもなかなかグッとくるものがあったんですが、メンバーのタクマくんがとても残念そうに涙ながらに話しているのを、うんうんと頷きながら聞いている未来くんの様子がとても印象的でした。恐るべし。完全にオレの心は掌握されてます。


話は前後しますが、
大会の当日は東京ドームの近所にて、とある映像の撮影に参加してまして、こちらも近いうちにおしらせします。
面白くなりそうです。撮影楽しかったです。
この日会ったミュージシャンの方としたお話はあらゆる面でかなりの滋養となりましたー。
活動を続ける上で「関心」はいつまでも課題になりますけど、関心の重要性をたまに無視してしまう事があり、正直自分自身に「終わってるな」と思うこともありますけど、後から自分の作品を聞き直すとかなり良かったりもするので引き続き気の向く方へ。


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昨年から続き、相変わらず家にいる時間の多い2021年。
とはいいつつ、年始から2020年の残務というか、色々やってたのでちょっと振り返ってみましょう。色々やってるうちに嫌なことというか、気になったこと、課題にしたこと、その重要なアイデアもスルスルと忘れてしまったりするので、ここで皆にシェアしたいと思います。


1月~2月
COMPLEX コンピ 『REV.01』のレコ発
RELEASE CARAVAN を行いました。
自分、「タグ」を学習しましたので、REV.01についての記事はそれでまとめて閲覧する事が可能となりました。

コンピ自体作るのは骨の折れる作業でしたが、作品自体はかなりの快作であると自負します。
めちゃくちゃ気楽に聞いてみて下さい。東京の辺境ポップスの一端に触れる事が可能です。
制作時のテーマは「」「コミュニケーション」小テーマ的なのは山のようにあるので気になったらTURNの記事と、REV日誌(カセット購入特典)を読んでみて下さい。

ライブは五箇所で行いました。ライブの制作はしたことなかったので大丈夫かなと思いつつやってましたが、これはこれで楽しい。そしてめちゃ大変。
この時期は(今もだけど)コロナ自粛のムードも、実際恐怖心もあったし、どうしたもんかとキリキリしてましたねー。
今後も様子を見ながらイベントは積極的に頑張りたいけど、夏にはオリンピックあるし、色々またしても心配マックスです。

この作品に関してはコンピ制作の肝とイベント開催の一端を見ました。
夏にもうちょっとだけおまけ案件が発生するので今仕込み中。


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2~5月
MURAバんく。 『喪服の裾をからげ / ひみつ』カセットリリース
TOURS 『Legacy』カセットリリース
それとそれぞれのレコ発
行いました。

「カセットを作る」という割とポピュラーな案件ですが、それぞれの制作スタンスやカセットテープへの思いがあってめちゃくちゃ面白かったです。

誰が何に思い入れがあるとか、数値化する必要のないギーク度よりも、ユニークなベクトルを垣間見た時に燃えるものがありますね。
この二作品はレーベルとしてリリースするときに大事にしたいものが決定的になった様な気がします。

カセットでのリリースはなぜかこの先にもいくつか決まっていて、カセットレーベルからの脱却も今後の課題ではありますが、現状めちゃ楽しいです。
ブルートゥース付き録再可能なポータブルカセットプレーヤーで魂を揺さぶるギアが欲しいです。

誰 か 作 っ て く れ !!!


レコ発はそれぞれにやはり厳しい状況で、緊急事態宣言の中有人で開催。
TOURSの月見ルでは配信もやった。

昨年からこの頃までに配信ライブの可能性を色々考えて見たけど微妙に興味ありつつ微妙に自分のやりたい事が配信ライブの中には見つけられない感じだった。
でもだいたいこういう時はなんかそれをやってみたい時なんだと思う。(物欲)
そして、その気分を大事にしてたら最近やっとアイデアがまとまってきた感じがする。今後楽しそうです。

余談ですけど、TOYRSレコ発の4/15はオレの誕生日でもあって、35歳になって思うこともめちゃあったので、とりあえず後日TOURSの山本君のところでメガネ買いました。(人生初)


MURAバんく。に関しては土屋くんが本当に色んなアイデア湧かせる人なので、なんかちょこちょこやっていました。
今思うと映像に寄った事が多く、その感じもまた次世代を感じられて楽しい。
トピックとしては葛飾出身くんとともに行った「YouTubeレコ発」前篇・後篇です。



MURAバんく。は下半期も色々あやっていくし、TOURSは最近一個インタビューがあった。
今後もわくわくです。


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2~5月
平澤さん救済コンピ『Sense of Life』の制作と販売。

これも大変だった。
コンピレーションは大変。
というのはわかっていたけど、色々あって1~100まで大変だった。たくさんの人がいるとたくさんの気持ちがある。常に考え続けたのは「平澤さんがひいひい言わなくなる未来」だったかな。

たくさんの人が購入してくれたおかげで平澤さんは多分少しマシになるんじゃないかと思う。お金は本当に大事だ。


自分の時系列的にはREVが終わったらすぐこれの制作が始まった感じで、MURAとTOURSとは平行作業になってて目周りました。協力してくれたそれぞれの仲間はほんと最高だなと思います。

この音源、内容としては「ライブレコーディング」「デジタルミキサーの利用」など自分としてもホットな部分を取り入れることもできたし、面白いものができたのでその点ではとても良かった。
あとライブレコーディングは「ライブ」なので、そこんところはかなり大事なとこだよなと思います。何にしても、少しのルールがあって、それを楽しめる人は本当に良い と思います。


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5月
スガナミユウくんたちの始めた新しいバンド「MOOS」のカセット音源制作。
自分はレコーディングとミックスを担当。

どこまで言っていいのかよくわからない薄いベールが見え隠れするプロジェクトなんですけど、とりあえずレコーディングとミックスは楽しかった。

ミックスに関しては独特なニュアンスのコンセプトがあり自分には説明しづらいので興味あればユウ君のブログ読んでみて下さい。


音楽性云々というよりかはどうやら気分や気持ちの方で音楽作っている人と作業するのが性に合ってる感じだな。と最近強く感じます。ユウ君はとにかく人を褒める。彼の最大の長所だと思う。

あと、この作品に自分から少し触れるとすれば、
久しぶりにユウ君らしい「音楽の楽しさ」にタッチできた感じがしてそれがめちゃくちゃ嬉しかった。
ぼくはユウ君の音楽が好きです。
彼の作曲の「手癖」って本当に独特で、基本大らかな人なんだけど、コード感というか響き方にはかなりこだわりがある様です。
だいたいのこだわりに対して「そこまで重要じゃないな」と感じるんですけど、ユウ君の大事にしているものには風景の様なものがこびり付いているので剥がすわけにはいかないと思わされます。
そういう感じで風景と音がドッキングした状態で曲を生み出す音楽家ってあんまり多くない気がするので面白いなと思います。

それはバンドが変わっても年を取ってもあんまり変わらないユウ君の個性で、昔からユウ君のそこが僕は大好きだったから今回新しい曲達を聞かせてもらえて本当に嬉しかったです。
初めは「ドラム叩いてくれない?」と言われて「無理やな」と思いましたが、結果的に録音とミックスできて最高。

自分としてももちろん全部気に入ってますが、自分としての渾身の一曲は、Earthquake/ 波


ところで、ayU tokiOのことは「恋する団地」で知ってくれている人が多いと思いますが、
会う人に「印象となんか違う」などと言われることも多いです。
そんなこと言われる度に(逆にどんな印象なのよ、、)と思いますけど、こんな感じで色々やっているのが、わいなんやで◎


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5月
COMPLEXでやりたいこともじわじわ広がる傾向にあると感じ、直感に従い厳選し、仲間を増やしました。
で、その人とミーティングを繰り返しています。今後に期待です。
「自分も一緒になんかやってみたい」っていう人がいたら連絡下さい。
俺たちはお友達を待っている。


ところで、
COMPLEXの中のことをどのくらい知ってもらえれば、もう少しやってることに興味を持ってもらえるんだろうな。

年々ディープになっていく思考をカジュアルに紐解く なんてことは誰だって考えることか。

周りを(SNSで)見渡すとちらほら自由気ままに自分の興味の向くまま探求を続ける変な人がいて、そういう人は本当に頼もしい。
もはや誰が何に興味があるのかなんてほとんど興味がなくて、自分の面白いと思うものにしか目が開かない状態。

若い人を見ているとそう言う点で目がキラキラしているなと思うことも多く羨ましくもある。
しかし、自分は数年先でアンテナが畳まれた未来の彼らにこそ興味がある。というのも事実。

思うにこれは閉じたわけでもなく、排他的であるわけでもなく、、、、説明も不要だな。


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