6/25 90年代に家にあったミニコンポの話
こんにちは。
昨日久々にラジオ収録があり、
こういうときカセットテープの話題になることも多いんですが、今回またしてもカセットの話をしまして、思い出すことがありました。
ああ、ミニコンポって良いね。
はじめはリビングに置いてあったけど、自分の部屋が与えられてから中学3年(2001年)くらいまで自分の部屋に持ってった。最後は壊れて(色々いじって壊した)終了。
懐かしー。
ある日曜、ふらっと出かけて行った親父が唐突に買って帰ってきて(そう見えた)、我が家にCDの時代が訪れました。92か3年じゃなかったかな。
それまでは、自分の記憶では我が家にはオーディオ機器はナショナルの角がかくかくしたラジカセ(これは僕がまだ持ってる)しか無かった。
両親とも昔はレコード買って音楽聴いてたみたいですけど、「早くに子供ができたから、音楽聴いてる暇なんて無かった」って言ってました。
なので、80年代は家の中のBGMは主にテレビだったみたいです。
で、ウチにはCDが無いぞ と。
早速家族で近所のCDレンタルショップに行き、色々とCDを借りてきて(テレビのタイアップ曲など多め)スピーカーから流れ出た音を聞いた時の「これじゃない」感。
そして、テレビで聞いたことのない歌詞(2番とか)、聞いたことのない部分(イントロやCメロ的な部分)があり、そういう点での圧倒的「これじゃない」感。
よく覚えてます。
どっちも今なら説明するならば、まず「クリアな音」に慣れてなくてヒいたってことだったんでしょう。
住空間を異質な「音質」が支配する違和感。
今の自分は当たり前になってるけどステレオの音ってまぁまぁ気持ち悪いもんね。
その時は綺麗な音を聞いてそう感じたんだと思います。
とまぁ、カセットの話しながら自分はそんなことを思い出してました♨︎
思えば90年代初頭(自分の記憶が始まる頃)〜90年代真ん中くらいまで、実家の電化製品はごっそりと入れ替えがあった気がしますな。
テレビのバージョンアップは子供ながらに感動しまくった気がしますが、ビデオデッキの変化は早送り巻き戻しのコントロール部が押しボタン式じゃなくロータリー式のものに変わりかなり嫌だった気がします。
KENWOODのミニコンポに話を戻すと、自分の中学生時代は99~01年ということで、90年代的なブラックやグレーのカラーでやや丸っこい姿をした電化製品はちょい全時代的で嫌 と思ってましたねー。この時期ってシルバーでヘアライン加工的なのもの多かったよね。
いつだってちょっと前のものを否定して進むのよね。
中学3年になった僕は「MD非搭載」が悲しく、兄貴の所有していたSHARPのMD/CDシステム(カセット非搭載)を心底羨ましく思っておりました。
「コンポ」でなく、「システム」とかいう謎のカテゴリーもオシャレ。この時代多かったです。
で、壊れたミニコンポと入れ替わりに部屋に迎え入れたのは同じくKENWOODのMD/CDラジカセでした。MDLPモードも搭載。80minディスクには永遠を感じましたよね。
KENWOODであり、ちゃっかりカセット付きを選ぶところが今思うと我ながら末っ子的だなーと思いますね。
ウキウキで買って帰ってきて、試しに音を聞いていたら親父が部屋にやってきて微妙にクサしてきたのもよく覚えている。いや、正直、あのミニコンポの方が音は良かったよ。
そりゃそうよ。
ちなみに親父が大事にしていた90sのパナソニックの丸っこいテレビも僕が中学の時いじった末に破壊しました。あれはオシャレだった。
分からないで恐ろしいことしますね。結構危険なのでイジるの気をつけた方が良いです。
今になって修理品など90sオーディオに触れてみると、とてもしっかりした作りだったんだなと感激します。そうなってくると面構えがなんとも90sインダストリアルで良いじゃないかと思えてくる。
とまぁ自分と同じ様な思い出をお持ちの方、昔無視していた90年代のオーディオ製品(民生機)に触れる機会があったら利用してみて下さい。
(状態が正常なら)感動すると思います。
以上。
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