9/21 この間のみちくさの話、他
「みちくさ」という、かっこいいイベントに出演できる縁を得て、久しぶりにライブしました。
マルちゃんありがとう。
会場はJR日暮里駅から京成線の三河島に向かう途中くらいの街の中にある元映画館という場所。
「こんなところに映画館があったんだなー」という感じで、若干の切なさも良かった。
日暮里駅の周りは風情のある古い街並み、少し歩くだけでもなかなか興味深い物件も多い。
服飾系の人には馴染みが深いという「トマト」という有名生地ショップがいっぱいあったり、独特の雰囲気が漂ってて、別の人生があったらこの辺りの暮らしも考えてみたい。
さて、この日の「みちくさ」というイベントは、主催となる阿佐ヶ谷の雑踏という古着屋を中心として、その周りにいるたくさんの若いクリエーターがライブや出店など色々しているものでした。
彼らの造ったものからは洗練されたムードが漂っており、自分の若い頃と比べると色々と考えることも多かった。
ライブごとにアレンジをガンガン変え、不人気機材を愛でて、「楽しいこと」と自分自身が納得すれば重い荷物を運ぶことも厭わないでやってきた。
雑味の表現はこんな場ではどの様に受け取ってもらえるのかと思いましたが、みなさん楽しんでもらえた様で良かった。
友達にもたくさん会えて、興味の沸いた物をいくつか買って帰った。
そんな中感慨深かったのは、自分のことと「the chef cooks me」と絡めて話をしてくれる20才くらいの子がいた事。
どんなルートでか、知ってくれた嬉しかった。
(シモリョーさんとはちょうど最近やりとりをしていたので、この事今度話そうと思ったけど、後日電話したときすっかり忘れてた。)
とにかく、この日は良い日だった。
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ある日、吉祥寺でSaToAのともちゃんと会って打ち合わせをする。
楽しいことが出来たら良いと思う。
頼みごとは少し緊張する。
ともちゃんのしていた「寄りすぎて白い米が見えるカツ丼」の話が面白かった。
夕方、目黒に人に会いに行く。
一度中を見てみたいと思っていた、いわゆるビンテージマンションシリーズの部屋を覗くことになり、嬉しい。
手土産にと持って行ったとらやの羊羹はどうやら好物だったようで、みんなが最高の気持ちになった。
とらやの羊羹は最高。
子供の頃、母親の実家に遊びに行くとしばしば貰い物のとらやの羊羹を切って出してくれたのを楽しい思い出としていつまでも覚えている。
覚えているから、自分の好物の一つにもなっている。
最近は誰かと話していても[育ち]について意識することが多くなった。
決して「親の顔が見てみたい」的なネガティブなものではなく、その人の些細な優しさだったりのルーツをささやかに想像するくらいのことが楽しい。
そう思わせてくれる人とだけ付き合っていけたらきっと楽だ。
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崖をよじ登ったり、コッコを担いだり、ドリアンを齧ったり、異世界での充実した日々が最近唐突に終わった。
思い出の場所を探し歩いていたらボスのいる部屋にたどり着いてそのまま終わった。
一番最後の
「私を、おぼえていますか」
というセリフにジンときた。
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