#7 田代晶子 (ayU tokiO vn,vla)



あゆくん5


ayU tokiONEW TELEPORTATION2」から Commitments

NEW TELEPORTATION2から参加させて頂き、どれも思い入れのある曲ばかり。

Commitmentsはあまりライブでの披露は少なかった記憶ですが久しぶりに聴いたら

それなりにがむしゃらだったあの頃の音がそのまま残ってた。


ayU tokiO「恋する団地」から 恋する団地

いつ聴いてもワクワクする。実際団地に行って演奏したのもセットで良き思い出。

あゆくんの育ったところかーと感慨深かった。


ayU tokiO「新たなる解」から ちょっと一息

思わず口ずさんでしまうサビが可愛くて大好き。

CDには入っていないけれどライブでは入れてもらえて嬉しかった。


ayU tokiO「遊撃手」から あさがお

大好きな曲なのでいつかストリングスありver.も作って欲しい


RYUTist 「黄昏のダイアリー」から 心配性

確か夜遅くからレコーディングを始め、難しさも相まってちゃんと弾ききれるのだろうかと奮闘した記憶。でもすごくすごく大好きな一曲になった。



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あっこさんはMAHOΩで一緒だった森川あづさちゃんからの紹介(高校の同級生)で知り合ったビオラとバイオリンの奏者。

ayU tokiOの音楽の要の1人です。


「ストリングス」と言っても、どうやら色んな「ストリングス」のあり方があるらしく、自分の中でayU tokiOのそれがどの様なものなのか、いまだにきちんと把握できていない様なところもあります。



ごく一部にのみフォーカスして話します。


思春期にロックに洗礼を受けて音楽の世界に足を踏み入れる時のムードと、

幼少期にクラシック寄りの楽器から音楽の世界に足を踏み入れる時のムードとではやはり何かが違う様な気がしてなりません。


3歳の頃から10年ほどピアノをかじって、13歳で自分からなんとなくエレキギターをかじってきた自分の視点として、です。


この違いは「見守りの愛の量」と自分は考えていますが、その分だけそれぞれの音楽家としての人生には還ってくるものがあって欲しい。

と、考えていました。


実際のところ、生まれや育ちはどことなく音に醸し出されるなと思うし、一緒に演奏をする中でそういうものを感じるのは一番楽しい。

「預かった愛はどこかに還る」という僕の儚い幻想。それがストリングス、ということ。


これは単に自分の思い込みで、もちろん「愛」ってそんなぬるっちくてぺらっちいもんじゃないし、

現実としてはそれぞれの人生はやっぱりそれぞれのものということなのですが、

この自分の「思い込み」を今でも否定しないし、正しい考え方の一つだと思っています。

「あるべき姿の良さ」というか。


ayU tokiOはオルタネイティブな感覚でいろんな物をミックスしちゃうので、「あるべき姿」とかいうと真反対の思想ではあるのですが、

せめて「源」を理解しようと努める心だけは持っていたい と思いながらあっこさんたちと向かい合ってます。



クラシックよりの人たちとのコミュニケーションでとても楽しいのが「譜面」の上でのやり取り。

ayU tokiOの譜は自分がなんとか作っているんですけど、専門的な勉強をしているわけでもなく、不出来だと思います。

新しいアレンジ譜が出来ると、あっこさんがいつも僕のイメージの分を書き足して清書して「譜面」に近づけてくれる作業があるのですが、これまでに一度も不出来を笑われたこともなかったことには本当に感謝しています。


気持ちの表現の仕方を書き記す作業なので、大事な気分を預けることになるのですが、これって翻訳というか、伝え手というか、そういうことでもあるのかな。とも思います。

そして、翻訳する人もまた人である ということが楽しい。


僕にとってそれをやってくれるのがあっこさんで本当に良かったなと思います。


ちなみにあっこさんはゴリゴリのジャニオタ。これもまた「あるべき姿」

ジャニーズファンは愛の底力がすごい。

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