1/26 新たなる解LP発売の話

新たなる解レコード
今日発売日。

ココナッツディスク池袋ありがとう!

ココナッツディスク吉祥寺ありがとう!

最高。
ジャケットはCOMPLEXの新顔、幻獣カーバンクル。
TIDEは今や日本美術界の至宝とも言われる(かは知らないが)人になった。
彼からの「カーバンクルを描いてみたい」というアイデアでこうなりました。最高。嬉しい。

いでくんの話はもう少し先に、
で話すことになりますから、チェックしてみてください。
ちなみに現在15名ほどの方からのコメントを公開中。
みなさんほんとにありがとう!


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ということで、
またレコードが出来た。音楽は楽しい、そして音源は良い。
「ステレオ」の音源が好き。
この「ステレオ」というものが好き。

録音した音を左右に振ったり、後から音を加工してよく聞こえるように工夫したり、よくなく聞こえるようにしたり、切ったり貼ったりして、ずらしたり、伸ばしたり(あんまりしない)
そんなふうに出来上がる手の込んだ音源作品が好き。ポストプロダクションっていうのかな。

最終的に、誰が喜ぶのか意図もよく分からない、フェチズムの溝に落っこちていった先の音が好き。
でも、最後の最後は、結局剥き出しの心みたいな音がいい。そうなればいいといつも願ってる。


レコードにすることにそこまで大きな意味は、ないな。
ものにすることに偏執的な執着心を燃やしているわけでもない。
だけど、「製品」は大好き。
製品が好きなのは、製品の前後左右にはそれを生み出す個人やチームの人となりが見え隠れするようなとこがあるからだと思う。

俺たちの作っているものにもそういうものがあるよ。
「新たなる解」のレコードにももちろんある。この作品を気に入ってます。


ところで、
昔、なんかのイベントにすみれちゃん(twee grrrls club)に呼ばれて出たことがあって、すみれちゃんがdjをしてたと思う。
なんのレコードだったかわすれたけど、みんなが持っているようなレコードから曲をかけていときのこと。
すみれちゃんはきっとそのレコードをいろんな場所でかけていたんだと思う。
いろんなときに持っていっていたんだろう、ジャケットがボロボロになっていて、かっこいいと思った。
レコードを「消耗品」として使用するという感覚を初めて知った日だった。

それ以来、自分のレコードのジャケットにはできる限り「ニス」を塗らない様にと考えている。(自分のレコードがボロボロになっていくのは想像できないが)


ちなみに、今回のレコードのささやかに気に入っているポイントはいつもと違う印刷屋で作ったジャケットです。

よろしくお願いします!

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