#20 前田雅啓 (ULTRA-VYBE)




ayU tokiO 『新たなる解』 から 「狐の嫁入り」2021アナログversion

卒業式の後に見に行った3月の海、そんな気持ちになります

 

パソコン音楽クラブ『See-Voice』からListen

お気に入りの生徒たちと放課後の部室(文科系)

 

ayU tokiO 『恋する団地』 から 「恋する団地」

ちょっとひしゃげた音像に感じる何かの終わりな感じが好きです

 

ayU tokiO 『恋する団地』 から 「夜を照らせ」

なんかうれしくなれる自分にうれしくなる曲です

 

ayU tokiO 『犬にしても』 から 「官能少女」

佇まいが素敵ですね、ニクイネ



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ウルトラヴァイヴの前田さん。


なりすレコードで「犬にしても」の7インチをリリースすることになったときの流通会社がウルトラバイヴでした。

流通会社っていうのは、音楽作品(CDとかレコードとか)をお店に流通させてくれる会社です。ウルトラバイヴはその一つ。


前田さんとは平澤さんの紹介で2015年くらいに知り合いました。


前田さんと平澤さんとはずいぶん古い付き合いだそうです。

昔彼らがそれぞれにレコードショップ店員だった頃(30年くらい前)、前田さんの勤めていた中古レコードショップに平澤さんは頻繁にやって来てたそうです。

「昼時に二人組で来て安くて良い感じのレコード(価値のあるものがやや安めに値付けされている)を探し出していく」から、なんとなくそれが嫌だったそうです。別にいいじゃんと思いますがわかる気もします。

なので「よく見る棚に狙ってクソレコードを混ぜた」とのこと。クソなレコードっていうのは、まぁそれはそれとして、

わかる気もしますし、やっぱりひどい様な気もします。

ちなみに二人組のもう一人は金野篤さんだったそうな。泣ける。


彼らの昔話ではよく神奈川が出てきます。そんなこともあってなんとなく神奈川県っていいなと思ってます。30年前は横浜のことなんか知らなかったよ。前田さんや平澤さんに限らず、先輩の昔の話はどれも面白いですね。


レコードショップの人、レコード会社の人、製造会社の人、流通会社の人、ミュージシャンの人、エンジニアの人

それぞれ考え方や視点が違う。たぶん時代ごとにもそれぞれ全然違うことを考えているはず。

この理解や、理解に向けた想像はとても大事なものなんだろうと思います。


とまぁ、前田さんは物静かで穏やかな雰囲気で、実際そういう人なんだと思うのですが、たまに面白くて好きです。


あと、前田さんが担当している作品に僕の好きなものも多い気がします。

ミュージシャンとしてパートナーを選ぶ時、そういうことって大事だと思います。

ちなみに、パソコン音楽クラブを自分に紹介してくれたのも前田さん。ありがとうございました。



2017年にCOMPLEXからやなぎさわまちこの「わたしの向こう側」をリリースするとき、前田さんに担当してもらい、いろいろ協力してもらいました。

つまり、前田さんはレーベル活動初期にめちゃお世話になった人です。ありがとうございました。


その後もウルトラヴァイヴと関係する案件はいくつもあり、担当さんは都度変わっていきましたが(都度さみしいです)、多分そういうもんです。

前田さんだけでなく、五月女さんも佐藤くんも笠嶌さんも蔵元さんも 自分はみんな好きです。ウルトラヴァイヴには全体的に感謝。


今後ともよろしくおねがします!

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