#21 辻睦詞
air check(出会った頃、あゆくんがよくライブで歌っていた印象。)
恋する団地(メロディを如何に歌いきるかが、あゆくんの永遠のテーマになるんじゃないでしょうか。とてもやりがいのある曲が彼にはたくさんあり、絶え間なく自分との競争を続けて欲しい。)
米農家の娘だから(僕の中で好きなあゆくんらしいメロディ。)
犬にしても(この眞知子ちゃんの歌声の可愛らしさは、そのまま本人を表している様に感じます。)
九月の雨(これをしなやかに弾き語りしている姿をみたい。)
■プレイリストの「新たなる解」曲について、すべて2021バージョンでお願いします。
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辻さんは「詩人の血」「oh! penelope」というバンドやユニットで活動していたボーカルの人。
武末さんやMISOLAのよりこさんの紹介で知り合いました。
確か原宿で、カメラ=万年筆に誘われて、森は生きていると3マンだったと思います。2015年くらいの10月。(今調べた)
ライブの前後の時間に少し挨拶して話をしました。
辻さんは出会った頃「辻睦詞と中央電化ドクター」というバンドをやっていて、後日ライブに遊びに行きました。渋谷の七面鳥だったかな。
そこで少し話をして、
年が明けて2016年の年始、本当に年始三ヶ日だったと思いますがいきなり「一緒にライブをしよう」と連絡が来て、いきなり家に招かれ、いきなり練習をすることになりました。こういうところが辻さんっぽいです。いきなりです。行く自分もいきなりでしたが。
この頃の自分は同世代のミュージシャンともあまり馴染めず、色んなことに「…」となっていた時だったのでかなり良い刺激になりました。
音楽的にも、コミュニケーションの質感的にも、直接的に自分に染み込んでくる様な感じでした。
「春のまま」を一緒に歌ったり、平見さんの曲である「暮色」のギターを弾いたり、かなり独特でレベルの高い音楽に触れて本当に楽しかったです。
同時に、解像度の低い自分で平見さんに申し訳なく思ったりもして、その辺りもすごく良かったです。
いつも自分の曲を人に任せることをしていた身として、人の曲に参加すると感じたりわかったりすることもいっぱいありました。
感謝してます。
こうして年明けすぐのライブに参加することになったのは下北沢のフラッシュディスクランチのイベントだったと思います。
余談ですが、この時に出演していたフラッシュディスクランチの椿さんの息子三兄弟のバンドがあったんですけど、その息子達が中々独特で笑
というか、この兄弟バンド+椿さん(親父)がかなり独特で、
自分はそういう家に生まれていないのですが「家族で音楽」って良いなと思いました。
先日ayU tokiOでkiss the gamblerらと共演した時、
「あゆさん、」と声をかけて来てくれた男の子がいて、それが椿三兄弟の末っ子の三期(さんご)君でした。
色んな物事が繋がっていく感じは微妙に家族の質感に似ているなと思います。
そして、その質感が生まれてくる背景にはなんとなく「地域的」というか「家族」というか、そんな感じのローカルなムードのコミュニケーションが背景にあるものなんだろうと思います。
辻さんのコミュニケーションのムードはたまに「他人」を超えている気がします。ローカルなイメージです。
それが、一般的にどうなのかと言うことを考えるとなんとも言えないですが、そういう人も良いと思うし、そういう人も「そうじゃない人」への理解が少しあると良いんだと思います。
この話はREV.01の制作日誌でも書いた気がするんですけど、自分がCOMPLEXをやる上で一番大事なポイントになってて、
「みんな違って、みんな良い」ってことなんだと思います。
もっと端的でバッチリな言葉は今探しているところです。考えは大分まとまっていると思いますが、新しいアイデアを人に伝えるための言葉にするのはいつも難しい~。
音源の話に戻します、
辻さんには2016年の「新たなる解」の「恋する団地」のコーラスアレンジをガッツリとお任せしました。
ビーチボーイズ漬けの10年を過ごした辻さんと、平見さんよりこさんのコーラスワークはそれまでほんのりと言われていた「郊外感、シティポップ感」からは結構離れたろうと思いますけど、かなり良いと思います。聴いてみてください。
辻さんと音楽の話をするときはいつも「歌」の話になります。
いつも「もっと『歌え』」と言われ、その時を自分自身予感してます。また一緒にやりましょうね。
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