#39 ban (COMPLEX, OCHA∞ME)
・大ばか
一番好きな曲です。ayuさんを囲む人たちって漫画の登場人物のようなポップさとクセを持っている人が多いと思います。人間を人間たらしめるあゆさんの魅力と"心"を感じる曲です。
酔ってる時聴くと泣いちゃいます。
・恋する団地
私が高校生だったら、この曲をipodに入れて、テスト期間の部活も休みで早く帰れるバスの中で聞きまくりたいです。そして合唱コンの課題曲として選曲します。これから20代に突入する子に聞かせたいです。
・heart
大好きなSaToAとayuさんのコラボということで、これは私得です。キュートなサンプラーの音にホッコリしたと思ったら、同胞のような2組のコーラスと心地良い切ない歌詞にR&Bを感じてしまいました。イヤフォンで聞いて、染みる曲です。
・ltinetary for sunny
サブスク公開で初めて聴かせていただきました。COMPLEXの一員としてayuさんと会う機会が増えてわかったのはayuさんは超ファニーでオモシロな人だということです。良い意味でイメージが崩れております。この曲を聞くとなんだかそれが腑に落ちて、嬉しくなっちゃいました。
・晴耕雨読
ayuさんのインスト曲は、とてもサントラ的だと思いました。忙しない生活の中でも慎ましくて穏やかな時間を感じられるヒーリング度の高い曲です。喫茶店でこんな小洒落た音楽が鳴ってたらコーヒーおかわりしちゃいます。
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ばんちゃんはCOMPLEXレーベルの新しい仲間です。
ばんちゃんとは、彼女がメンバーとして参加しているOCHA∞MEというバンドを通じて知り合いました。
ということでまず、OCHA∞MEについてです。
僕はMAHOΩを終えたあとayU tokiOをやっていき、同じくMAHOΩでソングライターであったユウ君は新宿ロフトなどでイベントを催す期間を経て下北沢THREEの店長になり、自分のお店でイベントを催す様になっていました。(という僕の認識)
ここに集まって遊んでいた女の子たちを集合させて始めたバンドがOCHA∞ME(という僕の認識)
スガナミユウくんが下北沢スリーの店長だった頃、ブロックパーティーというイベントをやっていたのですが、ここに出てくるバンドの一つとしてOCHA∞MEを知ったと思います。
http://www.ayutokio.net/2017/06/65.html
http://www.ayutokio.net/2017/09/927-923925.html
メンバーチェンジが何度かあり(まちこもサポートでキーボードで参加した時があった。)、ばんちゃんはこのバンドの最初からのメンバーでした。コアメンバーです。
ちなみに、ばんちゃんは楽器経験がない(と思う)。
歌が好きでボーカル担当です。
あるときユウ君から「レコーディングをして欲しい」と頼まれてFEELIN'FELLOWSというイベントのカセットコンピに収録するためOCHA∞MEのレコーディングをしました。
この時から最近リリースした「Heart Express」に至るまでのレコーディングをミックスは実は大体僕が担当しています。
思えば、僕が人のレコーディングを行う様になったのもこの頃からだった気がします。
はじまりのタイミングにパスをくれるユウ君には改めて感謝ですね。
で、このレコーディングが本当に困ったんだよなー。ライブハウス空間(下北沢スリー)での録音ってことで、空気感が出ちゃうこととか(ネガティブに)、当然モニター環境がうまく作れず、ライブ感出ちゃうこととか(ネガティブに)、この先に通じる気づき(問題)がいっぱいありました。
あと、メンバーが大人数でほぼ「初めまして」の状態であることから、どうやったら緊張せずに楽しくやってもらえるか。など考えました。これもすごく重要なことです。
レコーディングは、楽しく(リラックス)、集中(モニターが良好)できることでいい制作物になると思います。作品感みたいなものがアップします。
というわけで、それらが生み出しづらいところでの制作は風変わりな作品になりがち。と思うのです。「レコスタ以外」ってことなんでしょうけど、今後「レコスタ感」はもっとポータブルであるべきと思います。
とまあ思いながらポップでライブなガールズボーカル珍作を数作、みんなで力を合わせて生み出しました🤝(2018~2019)
これはこれで最高だと思います。レコーディングってこういうものであるべきだとも思うんです。
最近の僕は「コミュニケーション=音楽制作」のマインドを濃くしてますが、僕にとってそれを体現する様なチームの一つがOCHA∞MEなのです。
彼女たちとも数回の録音を経て、今度は僕の方から太田貴子さんの演奏陣としてOCHA∞MEにオファーを出しました。(2020)
この頃、newパワーポップの時流を感じつつ、オチャメの認識が自分の中で定まってきた感じがします。初めてのレコーディングスタジオを利用した作品作りでもありました。ある種の実験の提案です。
同時に、それぞれのボーカルの個性にも僕なりの解釈が乗る様になり(ポジティブに)、
薄々気づいていたばんちゃんの声の良さと、そこから滲む何とも言えない人間的魅力の部分に憑かれていきました。
ばんちゃんはチャーミングで切ない、いい声を持ってる。
少し戻って、2019年頃、僕はayU tokiOやCOMPLEXの活動をサポートしてくれる人が欲しいと思ってたのでしたが、小規模な活動に「ボランティアスタッフ」をつけるやり方もどうかなと思って、
いっそのこと作品を一から作ってもらって、自分の思う「COMPLEXの流儀」を丸っと体験してもらう形が良いと考えました。
そういうことをやって、楽しく・面白くなる人(チャーミングで切ない人)を と考えながらリブハウスに行ったら、ちょうどばんちゃんがいて、「お」と思いました。
ばんちゃんに話をしてみたら、「やってみたい」ということだったので、普通だったらあまりないことなのかもしれませんが、ばんちゃんにはいきなり「ディレクター」という立場で音源を制作してもらうことになりました。多分、本人もビビったと思いますが、その辺りも切なさがあって良かった。人間の直感に一番近い感情が「切ない」なのです。実際、そうなのです。
とはいえ、一からわからないことだらけで大変ですから、ばんちゃんも大変で、僕も大変。
そして、ばんちゃんはperfect young ladyをリリース、計画通り完売です(お見事)。(2021)
pちゃんの曲も最高でした。
http://www.ayutokio.net/2021/11/1115-perfect-young-lady.html
前年(2020)にはマスコットキャラクターとして幻獣カーバンクルが誕生しており(プラスチック米ちゃんが制作)、
僕は「主宰」、ばん・まちこは「開発担当」と名乗ることに。そして三人でキラキラしたかっこいい名刺を持つことに。
三人(+一匹)体制での新たなCOMPLEXがスタートし、
翌年(2022)には自身のバンドOCHA∞MEのCDとアナログ7インチをリリースし、去年も、そして最近まで一緒にドタバタしました。
振り返ってみると、意外とまだ付き合いは短い気もするけど、もはやかなり密な関係になったばんちゃん。ばんちゃんとの密さからオチャメとももっと仲良くなった気がするし、
一生懸命やるのって、いいね。(猪熊柔)
かなり掛け替えのない仲間に出会ったと思ってます。
これからもやるぜよ!
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