8/25 otonano 8月号のこと

ソニーのWEB音楽マガジン otonano 8月号にて EPICレーベル創立45周年記念特集が組まれてます。 https://otonanoweb.jp/s/magazine/diary/latest/list?ima=4839&ct=2023_08 80年代デビューアルバム、90年代デビューアルバムのレビューということで、 自分もいくつか書かせてもらいました。 これまでにもこのotonanoでは70年代80年代のソニー系作品についてレビューを書かせてもらっていたのですが、「この調子でいくといずれ90年代のエピック特集があり得るな」と思ってたのですが、見事に的中。 先日いつもの担当者の方からメールをいただき、執筆作品候補の中にJUDY AND MARYの名前を見つけ、「ぜひ書きたい欄」のところに◎を三つつけて送り返したところ、無事に書かせてもらえることになりました。 僕ら30代~40代の人間にとっての「90年代のソニー」というのは、あまりに堂々と巨大な「メジャー」感があり過ぎるのと、その後我々が通る事になった00年代の「インディー」で「サブカル」な雰囲気を纏ったミュージシャン活動に携わってきた身からすると、周りの人脈などとの相性があまりに悪く、語りたくても語れない雰囲気もあったかもしれません。 がしかし、根気強くほどいていけばかならず楽しげな接続点は見つかるもので、そこのところに自分は今もっとも面白さを感じています。 COMPLEXとしてもayU tokiOとしても、最近の自分は8cmCDリリースや大・シーサー博など(ちょっと分かりづらいかもですけど)2023年にいながらにしてちょい後ろを振り返り90年代を見つめています。 「いよいよ流行ってきてるから」というわけでなく、シンプルに、もっと心の深いところで帰りたくてたまらない気持ちが、、、 別の視点からするとこれは「意欲」でもあり、残してきた気持ちと記憶の答え合わせをやっとできる様になってきたんだろうと思っています。 わけもわからず楽しいものに囲まれて、育ってきた自分が今なんかいろいろ作ってますが、 それがどのくらい「正しい」形や手触りになってるのか、当時の行程から検証したい気分のです。(これは昔からずっとそう。) パッケージングレベルが高く、内側がほぼ見えない故に魅力が極まっていた90年代カルチャーに対し、